写真スタジオ向けライティング講座・撮影技術支援
事例1

クライアント

ブライダルサロン運営会社

新規に写真館の業務に参入

撮影の現状と問題点

1. ブライダルサロンとして衣装のレンタルや式場の手配などの業務を主に行なってきたが、少子化による結婚式の数の減少とそれに伴う売上の減少に苦慮している。収益を補う対策として、本格的に写真館の業務に参入したい。

2. すでに、写真館の開業をサポートするコンサルティング会社と契約し、カメラマンの撮影指導 ・アルバム制作やスタッフの教育などのノウハウの提供は受けている。しかし、スタジオでの照明・ライティングについては、機材・設備の提案や技術指導が十分でなかった。

問題解決策のご提案

1. 立体的で、印象深い、個性的な撮影を可能にする機材・設備のご提案

ヒアリングで、ブライダル・成人式・七五三・シニア向けなどの写真を総合的に撮影できるスタジオを目指したいとの旨をうかがいました。幅広いお客様の要望にお答えするには、照明だけに注目してもバストアップショット・全身ショット・2~3名の小集合ショット・婚礼の親族写真のような大集合ショット等の撮影に対応できないといけません。こども写真館のように、広範囲を照明する陰影の少ない無難なライトを固定ライトとしてスタジオに設置しておけば安直に撮影はできます。しかしそれでは、平面的な、印象の少ない、個性の無い写真となってしまいます。様々な撮影のバリーションに柔軟に対応でき立体的で、印象深い、個性的な撮影を可能にする機材・設備のご提案をいたします。

2. オリジナルプログラムによるライティング・スタジオワーク講習を実施

<競合他社との差別化>の意味でも、カメラマン自らライトを操りお客様の魅力を最大限に引き出し、印象的で感動を呼ぶ<ポートレートライティング>の習得を目指し、オリジナルプログラムによるライティング・スタジオワーク講習を実施いたします。

3. お客様の要望に的確に答えられるライティング・撮影技術の養成

女性のシニアのお客様と七五三のお客様の場合で考えてみましょう。女性のシニアのお客様の場合、できる限りシワは目立たないライティングを心がける必要があります。もちろん同じライトで小さいお子さんも撮影でき非常にきれいに写ります。しかしこの場合、小さいお子さんならではのハリのある生き生きとした肌の質感は失われてしまします。小さいお子さんの場合、シワを気にする必要はないので生き生きとした肌の質感を強調するライティング(このライティングは、同時にシワが目立ってしまうライティングでもあります。)で撮影するべきです。それぞれのライティングで撮影したお子さんの写真を親御さんに見せ、気に入った写真を選らんでもらうとします。このとき親御さんは、間違いなく生命感のあふれる生き生きとした肌の写真を選びます。小さいお子さんの撮影には、女性のシニアのお客様には使ってはいけないライティングが正解なのです。

顔の形の描写にも注意が必要です。人は多少なりとも自分の顔にコンプレックスを持っています。いやだと思っている部分が強調されてしまっては、どんなに頑張って撮影してもお客様に満足はしてもらえません。丸顔すぎていやな人には、少しほっそりと見えるライティングを、四角い顔にコンプレックスを抱いている人にはエラを目立たなくするライティングをしなければなりません。面長の人には、丸顔がいやな人とは逆のふっくらと見せるライトが喜ばれる場合もあります。

同じ丸顔でも、それが気に入っている人もいれば、嫌いな人もいます。コンプレックスのことは、お客様は積極的に言葉に出しません。お客様に「このスタジオで撮影して本当に良かった。」と満足して頂くためには、お客様がどのように写してほしいのかを的確に把握するコミュニケーション能力とともに、その人のチャームポイントを強調し弱点を補正するライティングも含めた撮影技術が必要です。この講習会では、ライティングの基礎理論を理解し、お客様の真の要望を具現化する応用力を養成します。

機材・設備の導入

既存の照明機材を生かしながら、ダボ1本にも及ぶ詳細な機材リストを作成。リストに基づき追加機材を調達。

ライティング・スタジオワーク講習プログラムの実施

クライアント様が遠方という事情もあり、2週にわたり1日6時間4日連続(延べ48時間)のライティング・スタジオワーク講習会を短期間に集中して実施。今回は遠方のため毎週の<立会い撮影指導>は行なっておりません。替わりにフォローアップ講習の回数を増やしています。

ライティング・スタジオワーク講習の内容は下の別表をご覧下さい。

フォローアップ講習の実施

短期集中のライティング・スタジオワーク講習終了後、月一回6時間のフォローアップ講習を6回半年間にわたり実施。

講習内容

第1日・第2日 講義・実習  各6時間

カメラの基礎知識

写真の経験が浅いスタッフの方もいらっしゃいますので、確認の意味もこめてカメラの基礎を解説します。

• 露出:シャッタースピード、絞り値、ISO感度

• ホワイトバランス

• レンズ:画角、F値、被写界深度、パースペクティブ

プロ用撮影・照明機材取扱方法、安全講習

大型ストロボや照明用のアクセサリー・各種スタンド類等の使用法及び、スタジオやロケ現場で安全に撮影を進めるための注意点を説明いたします。

• ストロボ・各種アクセサリーの取扱方法

• フラッシュメーターの機能と取扱方法

• 安全講習

ライティング基礎理論(光質・ハイライト位置のコントロール方法)

光質の違いによる肌や髪の毛の質感描写の違いを実際に見て頂き、光質をコントロールする方法の基本的な考え方をご説明いたします。また短時間で間違いなくライト位置を決定するための方法論を解説します。

• スペキュラー 光、ディフューズ 光 の描写特性

• 光の色・強度・照射角・光質のコントロール

ポートレートライティングの基本

メインライト・フィルインライト・トップライト・アクセントライト・バックグランドライの役割をご説明し、レンブラントライトやバタフライライティングなどのポートレー トライティングの基本パターンとそのバリーエションを説明します。

• ライトの名称とその役割

• ライティングパターン

• ライティングバリエーション

• 照明比

第3日・第4日 基礎講習・実習(バストアップショットの撮影)  各6時間

証明写真撮影の実習(バストアップショット)

ポートレートの基本である証明写真の撮影を行い、照明機材の取り扱いやフラッシュメーターによる露出の取り方の基礎を実習します。

• メインライト、フィルインライトの設置

• バックグランドライトの設置

• フラッシュメーターを使った照明比の決定方法

基本ライティングの実習(バストアップショット)

2日目にご説明したレンブラント・バタフライ・ループ等のライティングパターン、ショート・ブロード等のライティングバリエーション及びエフェクトライトの使い方を実習します。

• 各種ライティングパターンを実現するためのライトの設置

• ライティングバリエーションのためのライトの移動

• ライトのフェザリングの必要性とそのやり方

• トップライトによる髪の毛の描写

肌や髪毛の質感撮り分けの実習(バストアップショット)

光質をコントロールし肌や髪の毛の質感を撮り分けるための色々なテクニックを実習します。

• ディフューザーの使い方

• ソフトボックスの光質コントロール方法

• トレーシングペーパーを使った直トレ、傘トレの作り方

第5日・第6日 基礎講習・実習(全身ショットの撮影) 各6時間

3灯ライティングによる全身撮影の実習(全身ショット)

メインライト・フィルインライト・トップライトの3灯を使った全身撮影の実習を行います。

• インライト・フィルインライトにソフトボックスを使う方法

• メインライト・フィルインライトにアンブレラを使う方法

• トップライトライトの効果の確認(髪の毛の描写と背景への影響)

背景の処理と演出方法の実習(バストアップショット・全身ショット共通)

より良いポートレート撮影には、背景のライティングもしっかりと身に付ける必要があります。人物と背景を分離する方法や、バック飛ばしの実習を行います。

• バック飛ばし(背景飛ばし)の方法

• バック落とし(背景落とし)の方法

• 背景へのグラデーションの付け方

• 透過光による背景の作り方

ライティング構成手順の実習(全身ショット)

本格的な全身ショットの撮影となると、最低でも5~6灯のライトを使うことになります。多くのライトを効率よく組み立てる実践的なライティングの構成方法を実習します。

• メインライト・フィルインライトライトの位置決めと出力調整

• トップライトの位置決めと出力調整

• バックグランドライトの位置決めと出力調整

• 各ライトの微調整

大型バンクライトを使った全身撮影の実習(全身ショット)

きれいなグラデーションで人物を描写するには、大きな面光源を使う必要があります。既成のボックスライトではなく、スタジオのバウンス板を使い幅180cm高さ240cmの巨大な面光源を作り撮影する方法を実習します。

• 大型バンクライトの作り方

• 大型バンクライトでの照明方法

• 肌を生き生きと描写するための工夫

 


第5日・第6日 基礎講習・実習(全身ショットの撮影) 各6時間

3灯ライティングによる全身撮影の実習(全身ショット

メインライト・フィルインライト・トップライトの3灯を使った全身撮影の実習を行います。

• インライト・フィルインライトにソフトボックスを使う方法

• メインライト・フィルインライトにアンブレラを使う方法

• トップライトライトの効果の確認(髪の毛の描写と背景への影響)

背景の処理と演出方法の実習(バストアップショット・全身ショット共通)

より良いポートレート撮影には、背景のライティングもしっかりと身に付ける必要があります。人物と背景を分離する方法や、バック飛ばしの実習を行います。

• バック飛ばし(背景飛ばし)の方法

• バック落とし(背景落とし)の方法

• 背景へのグラデーションの付け方

• 透過光による背景の作り方

ライティング構成手順の実習(全身ショット)

本格的な全身ショットの撮影となると、最低でも5~6灯のライトを使うことになります。多くのライトを効率よく組み立てる実践的なライティングの構成方法を実習します。

• メインライト・フィルインライトライトの位置決めと出力調整

• トップライトの位置決めと出力調整

• バックグランドライトの位置決めと出力調整

• 各ライトの微調整

大型バンクライトを使った全身撮影の実習(全身ショット)

きれいなグラデーションで人物を描写するには、大きな面光源を使う必要があります。既成のボックスライトではなく、スタジオのバウンス板を使い幅180cm高さ240cmの巨大な面光源を作り撮影する方法を実習します。

• 大型バンクライトの作り方

• 大型バンクライトでの照明方法

• 肌を生き生きと描写するための工夫

第7日・第8日 応用実習  各6時間

バストアップショット撮影の応用実習

シニアの肖像写真・プロフィ-ル写真・お見合い写真・生前遺影写真等を想定しその人の魅力を最大限に引き出すライティングを考え撮影して頂きます。

• 表情を生き生きと見せチャームポイントを強調するライティング

• 欠点を補正するライティング

全身ショット撮影の応用実習

ブライダル・成人式・七五三など衣装の描写にも配慮しなければいけない撮影を想定し人物とともに衣装の素晴らしさも同時に引き出す照明を考え撮影して頂きます。

• 白のドレスや白無垢のディテールを残すライティング

• 衣装を立体的に見せるライティング

少人数集合ショット撮影実習

お宮参り・七五三・入園入学・結婚記念日・家族写真を想定し少人数の集合写真に最適なライティングを考え撮影して頂きます。

• 少人数集合ショットに最適なライティングパターンの選択

• 少人数集合ショットに最適な照明比の決定

大人数集合ショットの撮影実習

婚礼の親族写真を想定し、大人数をムラが無くきれいに照明する方法を考えて撮影して頂きます。

• 大人数集合ショット撮影時の注意点を説明

• 1灯ライティング

• 天井バウンスライティング

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