第31回 ライティング・スタジオワーク講習会
商品撮影コース1
延期 開催時期未定

緊急事態宣言延期に伴い、新型コロナウイルス感染拡大防止のため5月・8月に開催を予定しておりましたライティング・スタジオワーク講習会商品撮影コース1及び2を当面の間延期とさせて頂きます。
参加を予定されていた方には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ごい理解を賜りますようお願いいたします。

※商品撮影コースは、商品撮影コース1と商品撮影コース2に分かれいていますが、両方を受講していただけることを前提にしてプログラムを構成しています。両方を受講すれは、商品撮影に必要な基本技術を習得することができます。
商品撮影コース2の詳細はこちらをご覧下さい。

※本講座は毎回独立性の高いテーマを扱います。興味あるテーマの回を単独で受講することもできます。

開催予定日 講習・実習内容
第1回 2020年5月16日(土)
10:00~17:00
安全講習・プロ用機材の取り扱い方法を解説。
プロ用機材を用いて、簡単に様々な商品を撮影できる万能撮影セットを組み撮影実習を行います。手軽なセットですが、格安撮影代行業者よりきれいな撮影ができますので、次の日からでも商品撮影ができるようになります。
同時に万能撮影セットの限界や問題点を解説、第2回より行う本格的な撮影との違いを明確にします。
第2回 2020年5月30日
(土)
10:00~17:00
光質・ハイライト位置のコントロール方法・立体感を演出するライトの使い方を解説。本格的な商品撮影には、質感を表現する照明技術が欠かせません。光質をコンロールして、いかに質感を撮り分けるかを。また、自分が希望する位置に正確にハイライトを入れる方法と、滑らかな影のグラデーションによる立体表現を撮影実習で体得します。
ビューカメラ概論。
本格的な商品撮影には欠かせないビューカメラについて、そのハード構成とアオリ操作について解説。
第3回 2020年6月13日(土)
10:00~1700
切抜き写真についての解説。
キリヌキ写真とは商品の輪郭にそって鋏でチョキチョキと切り抜き白い台紙の上に貼付けたものと思って下さい。雑誌の広告・折り込みチラシ・カタログなどで良く見かけます。商品写真の基本中の基本なのですが、きちっと撮影できるカメラマンは意外と少ないのが現実です。抜き写真を見れば、撮影したカメラマンの力量が判ります。真白のサプリメントボトルや缶コーヒーを撮影し、商品の輪郭の出し方・ライトの映り込み処理を実習します。
第4回 2020年6月27日(土)
10:00~17:00
透明なガラスや透明な液体の質感表現の方法を解説。
透明なガラスや液体は通常のライティングでは、その存在感や量感をうまく表現できません。ペットボトル入りの水や瓶入りウイスキーの切抜き写真を撮影し、透過光による液体・ガラスの質感表現を実習します。第3回に続き今回も切抜き写真の実習となりますが、切抜き写真の撮影テクニックがあらゆる商品撮影の基礎となる重要なものだとご理解下さい。
 

第5回

2020年7月11日(土)
10:00~17:00
金属の質感表現の方法を解説。
一口に金属といっても、種類や表面の加工の状態でその色や光沢感はまちまちです。中でもクロムメッキのような鏡面仕上げのものは、非常に厄介な被写体です。回りのいろいろなものが映りこみそのままでは非常に汚い写真になってしまいます。ディフューザーを用いて映り込みを整理するのですが、やり方を間違えれば鏡面仕上げのシャープな質感は失われマットな表面と誤解を与える写真になってしまいます。ここでは、金属の光沢感を的確に表現する方法を実習します。金属に限らず鏡面仕上げの商品にすぐ応用できます。

 

商品撮影切抜き写真
白色の商品を切抜いて白い台紙の上に置いた状態です。白なのに背景に溶け込んでいる部分はなく、力強い表現になっています。
商品撮影万能撮影セットでの撮影
いろいろな商品をお手軽にきれいに撮影できます。安直な分だけ、問題の多い撮影方法です。
商品撮影金属の質感表現
中央のコインの自由の女神とエリザベス女王の像は金属でもマットな仕上げ、自由の女神の周りの台座は光沢のあるメッキ加工となっている。マットな部分と光沢のある部分ともにうまく描写している。
商品撮影液体の質感表現
中身のウイスキーの存在感が、きれいなグラデーションで描写できています。同時にガラスのボトルにエッジのきいたハイライトを入れることでガラスのツヤ感の表現にも成功しています。

受講料 

  • 1回~5回まで全て受講した場合:55,000円(税込み)
    ※5回分30時間の料金です。
    ※お支払いは、初回に現金による一括支払い、もしくは銀行振り込みとなります。振込手数料は参加者のご負担となります。分割をご希望の方は、ご相談ください。
  • 単独で1回のみ受講した場合:13,200(税込み)
    ※1回分6時間の料金です。
    ※本講座は毎回独立性の高いテーマを扱います。興味あるテーマの回を単独で受講することもできます。
    ※お支払いは現金のみとなります。

※お休みされた場合の返金はできませんが、補講で対応いたします。
補講について
※弊社の都合により予定日に開催できない場合は翌週への順延を基本としますが、受講者のご希望をお聞きし日程の調整を行います。
※受講者のご都合でお休みされた場合は、次回以降の講習終了後に補講を行います。(2時間程度の講習内容の概要説明と簡易の実習となります。)

  • キャンセル料:初回開始前のキャンセルにキャンセル料はかかりません。すでにご入金頂いている場合は、返金にかかる費用(振込手数料等)のご負担をお願いします。

実施概要

  • 募集人数:最大で10名程度。最小催行人数4名。
  • 参加資格:シャッタースピード・絞り・ISO感度・被写界深度等カメラの基本を理解されている方。
  • 開催日程:上記のスケジュールとなります。
    ※最小催行人数4名に達しない場合は、日程変更のうえ改めて募集いたします。
    ※スタジオの稼動状況により、日程が変更となる場合があります。
  • 開催時間:10:00~17:00 (実質の講習時間は6時間です。)
    • ※12:00~13:00は食事休憩となります。
      ※実習の進行具合で、1時間程度の時間延長になる場合があります。終了後のご予定には余裕をもってご参加下さい。
  • 開催場所:株式会社スタジオライトワークス本社スタジオ
    ※大阪市中央区常盤町1-4-3東本町センタービル302号

お申し込み・お問合せ

お電話でのお申し込み・お問合せ

06-6942-3661

株式会社スタジオライトワークス 担当:林
受付時間 月~金曜日 AM9:00~PM6:00

メールでのお申し込み・お問合せ

school@st-lw.com

お名前・ご住所(○○県○○市○○区で結構です)・メールアドレス・お電話番号・
お支払い方法(振込みor現金)・単独受講場合はご希望の回 をご記入下さい。

 

カリキュラムの変更点 ~実務で即使える~

従来は、

  • 商品撮影基礎コース(10回、各2時間、座学と基礎実習)
  • 商品撮影実習コース(10回、各3時間、本格実習)
  • ポートレート撮影基礎コース(10回、各2時間、座学と基礎実習)
  • ポートレート撮影実習コース(10回、各3時間、本格実習)

のように座学中心の基礎コースと完成度の高い作品作りを目指す実習コースを分けて実施しておりましたので、商品撮影コースを一通り修了するのに半年、同じくポートレートのコースを終了するのに半年、全て受講するには1年を要していました。

今後は、1つの独立したテーマに対して座学と本格的な実習を同一日に行い、終了したテーマについては翌日から実戦で応用できるようにカリキュラムを改めます。

1年間に次の4コースの講習会を開催いたします。
商品撮影コース1(5回、各6時間、座学と本格実習・完成度の高い作品作り)
商品撮影コース2(5回、各6時間、座学と本格実習・完成度の高い作品作り)
ポートレート撮影コース1(5回、各5時間、座学と本格実習・完成度の高い作品作り)
ポートレート撮影コース2(5回、各5時間、座学と本格実習
・完成度の高い作品作り)

 

受講料について ~類似講座の75%の受講料~

この講習会の対象となるのは、いわゆるコマーシャル・フォトと呼ばれている分野です。
商品カタログ・雑誌・Web等に掲載する写真を撮影するのですが、被写体は人物のときもあれば製品・商品さらには料理のときもあります。また一口に製品・商品といっても布・金属製・ガラスetcとその素材も様々です。被写体が違えば、その被写体に最適なライティングの方法論が違ってくるのがこの分野の難しいところです。ライティングを習得するには経験を一つずつ積み上げるしかなく、他の職業では想像もつかないほどの時間が必要です。
この講習会でも全てのコースを終了するには、1年間で20回も受講しなければなりません。受講料が高くては、駆出しのカメラマンが長く受講し続けるのは難しいかもしれません。そこで本講座では、少しでも長く受講して頂けるよう、受講料の時間単価を類似講座の時間単価2,000~2,500円の75%1,700円/時に抑えております。6時間の講習1回当たり11,000円(商品撮影コース、1回~5回まで全て受講した場合)となります。

講師プロフィール

林 孝 (はやし たかし)  
1958年 徳島生まれ
1982年 関西学院大学理学部卒業
1982年~1985年 株式会社 内田洋行勤務
1985年~1992年 東京・大阪・福岡の広告写真スタジオに勤務
1992年 林写真事務所設立
2004年 映像制作業務開始
2010年 株式会社スタジオライトワークス設立 代表取締役

講師の作品等は、林写真事務所のホームページ http://hayashi-studio.com をご覧ください。

講習会修了者の方々からメッセージを頂いております。

國金様作品3フォトクルート くにがね みさを様  

 

 

 

 

御崎様作品2株式会社クロスキンキ 販売促進課 御崎 忠克様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有限会社ケイツー 代表取締役 木村 のり子様

 

 

 

 

 

 

講習会の風景 ~こんな感じでやってます~

講習会風景15 講習会風景1 講習会風景13
レンタルスタジオでの実習。時間との勝負だ。さあ急げ! 座学も大切。まずは理論から。 講義で眠たくなったら。いざ実習開始。
講習会風景2 講習会風景5 講習会風景4
イメージ撮影は引き算。余分な光はどんどんカット。カットし過ぎると何も写りませんのでご注意を。 質感描写に欠かせない光質のコントロール方法を伝授! ライトの使いすぎには注意しましょう。
講習会風景7 講習会風景11 講習会風景8
プロ用機材の取り扱い説明。使うの難しそう~。 ライティングのイメージが湧なかったら、カタログからパクってしまえ。失礼、参考にして下さい。 露出計!初めて触った。感激!!
講習会風景9 講習会風景10 講習会風景12
屋外での撮影は、補助光をうまく使うのがポイント。 金色のラベルに液体の描写。難易度はさらにアップ。あっぷあっぷしながら撮影してます。 セットもだんだんと大掛かりになります。少しは体が動くようになってきたかな?
講習会風景14 講習会風景6 講習会風景3
プロのモデルさんと対決。いざ勝負。 ライトを1つ加えるだけで、こんなに美味しそうに撮れるです。 どれどれ、うまく撮れたかな?

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